2016年10月5日(水)長崎くんち「庭見せ・人数揃い」!

2016-10-4-%e5%85%83%e8%88%b9%e7%94%ba%e5%82%98%e9%89%be台風18号の影響で県内すべての公立小中学校休校のなか、長崎ではシャギリの音とともに「長崎くんち(国指定重要無形民俗文化財)」を迎える時期となり、本番を前に10月3日「庭見せ」、10月4日「人数揃い(にいぞろい)」が行われた。諏訪神社の秋季大祭「長崎くんち」は、10月7日(金)から9日(日)の3日間、7年に一度巡ってくる踊町を中心に、6月の小屋入りから準備が進められて来た。今年の踊町は、上町の「傘鉾・上町コッコデショ」、筑後町の「傘鉾・龍踊」、元船町の「傘鉾・唐船祭」、今龍町の「傘鉾・本踊」、鍛冶屋町の「傘鉾・宝船・七福神」、油屋町の「傘鉾・川船」となっている。

2016-10-3-%e5%85%83%e8%88%b9%e7%94%ba%e5%ba%ad%e8%a6%8b%e3%81%9b10月3日の長船支部第1回委員会終了後、元船町に足を運び、踊り町が本番で使う衣装や傘鉾(かさぼこ)、小道具・楽器、踊り町の出演者に送られたお祝品を並べて披露する「庭見せ」を見学した。「庭見せ」に目を奪われるものは、衣装はもちろんではあるが、お祝品の鯛や伊勢海老、おおきなざくろ・柿・栗など飾られ、本格的な秋の訪れを感じた。唐船祭やお祝品が展示された元船町の「庭見せ」会場周辺は、多くの見物客で賑わい長い行列が出来ていた。くんちを前に踊町周辺やまちなかには、見物客や観光客らが多数訪れる、おもてなしの心で伝統行事を堪能してもらいたい。

2016-10-4-%e5%85%83%e8%88%b9%e7%94%ba%e4%ba%ba%e6%95%b0%e6%8f%83%e3%81%84%e2%91%a0また、長崎くんちの踊り町による人数揃い(にいぞろい)が、昨日4日(火)長崎市内であり6ヵ町の踊り町の皆様が、本番さながらの迫力ある演技を披露した。人数揃い(にいぞろい)とは、10月4日に行うもので、演し物(だしもの)の稽古が仕上がり、準備が整ったことを踊り町関係者に本番と同様の衣装で披露する本番前のリハーサルである。このうち元船町「傘鉾・唐船祭り」の人数揃いは、13時からゆめタウン夢彩都前で披露されたが、会議の都合で間に合わず松尾酒店前において演し物を拝見した。本年は「庭見せ」「人数揃い」とも元船町のみしか足を運ぶことが出来なかった。

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