日本基幹産業労働組合連合会(津村正男中央執行委員長)は、5月17日(金)衆議院第二議員会館1階「多目的会議室」において「基幹労連第11回議員団研修会」を開催した。議員団研修会は、組織内・準組織内議員の一体感を醸成し研修を重ねる場として、隔年で開催している。研修会ではは、「基幹労連の政策」「第27回政策実現活動の取組み」に関する一層の理解促進と、それぞれの地域や議会での取り組みの強化を図るとともに、相互交流を目的としている。開会冒頭、津村中央執行委員長より「基幹労連結成から20年、組合員とその家族の幸せを求めて、運動方針に沿って活動を進めている。労使で解決できない分野を政治の力で改善している。資源の少ない日本、物づくり産業が日本をリードすべき」との挨拶があった。
国政フォーラム議員を代表して、共同代表の大島敦衆議院議員・西岡秀子衆議院議員、幹事長の村田きょうこ参議院議員より「産業政策を進める中で現場の課題を把握し政策に活かしていく。人への投資が重要で化学技術力・研究開発に取り組む。労働安全衛生対策の充実を求めていく。エネルギーの安定供給に取り組むなど」挨拶があった。また、基幹労連本部の黒島事務局次長より、資源・エネルギーの安定確保、GXを通じたカーボンニュートラルの実現、超少子高齢社会の加速と労働人口の減少、DX・GXの大変革期における新たな成長分野への的確な支援と人材の育成、グローバル経済のさらなる拡大など、基幹労連2025年度の重点政策等の概要について説明があった。なお、県本部代表者もこの研修会に参加し、政策制度の取り組みについて、情報の共有化を図った。