2016年3月1日(火)「一般質問(個人)16回目の登壇」!

2016.2.29 16回目の登壇(一般質問)長崎市議会の一般質問は、2月24日から始まり7会派の代表・個人質問に13人が登壇し、私も昨日(29日)11時から一般質問を行いましたので、その主な内容について掲載する。世界文化遺産における「長崎の教会群の推薦取り下げ」ついて、イコモスの中間報告の指摘を受けてどのように捉え見直し作業を進めるのか?1カ月の短い期間で間にあうのか?その対応や影響について質疑を交わした。イコモスからの中間報告は、大変厳しいい内容でしたが、一方で潜在的に顕著な普遍的価値があるとの評価を得ている。早期の世界遺産登録を実現させるため、イコモスからの支援と助言を受け推薦書の再構築に取り掛かる。イコモスとの対話は、長崎県が契約を締結した後になるが、それに先立ちイコモスに十分説明が出来るよう「禁教・潜伏期」に関する調査に基づく資料の作成や現地の再調査を開始した。今後、2年間に世界遺産の推薦を希望する案件の国への公募期間は3月末であり、厳しいスケジュールであるが文化庁へ推薦書素案を提出できるよう最大限努力する。

2015.11.5 大野教会堂次に、長崎の教会群の推薦取り下げの影響は、予算関係では世界遺産登録イベントや世界遺産説明サインの設置事業、観光客の円滑な受入のための警備員配置や交通アクセス対応など登録関連を含む経費、約5000万円の計上を見送った。しかしながら、世界遺産登録の機運醸成に関する多言語パンフレット作成やボランティアガイド研修等の事業は実施する。経済・観光団体や関係者の取り組みは、登録推薦取り下げに伴い、様々な企画の変更等がある。観光動向への影響は、世界遺産候補の構成資産である大浦天主堂や出津教会堂と関連施設、大野教会堂への観光客の伸びは、当初の想定よりも減少するものの、観光客の誘致や宣伝等を継続的に行うことで堅調に推移すると考えている。平成28年度は、JRグループ等との連携による長崎デスティネーションキャンペーンの開催や夜景観光の推進、観光立国ショーケース認定に伴うインバウンド対応の強化等により、影響を最小限にとどめ一層の観光振興と地域経済の活性化を図るとの答弁があった。

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