長崎市議会平成25年第4回定例会(11月議会)は、11月29日に開会し12月18日までの20日間の日程で開催されました。今議会の補正予算は、平成24年度決算剰余金の一部を財政調整基金への積立金8億3,723万円、過年度事業費の確定などに伴う国・県市支出金等返還金7億1,969万9千円、端島遺構状況記録調査費1,740万円、等一般会計補正予算18億5,721万4千円、特別会計補正予算2億2,040万2千円の総額20億7,761万6千円が上程されました。また、議員提案の「長崎市議会事務局設置条例の一部を改正する条例」の提案の主旨説明を行なったあと全会一致で可決、神浦中学校を黒崎中学校に統合することを求める請願については、全会一致で採択され12月18日付で市長に送付されました。
条例改正では、県と市が旧香港上海銀行長崎支店記念館に「長崎近代交流史と孫文・梅屋庄吉ミュージアム」設置の条例改正で条文から「分館」の文言を外して修正可決、社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的改革を行なうため消費税法の一部が改正された事に伴う公の施設等の使用料を一部改正する条例、生徒数が減少していること等を勘案し神浦中学校を黒崎中学校に統合するのに伴う神浦中学校を廃止する条例改正、平成24年度各会計決算議案など72議案を可決・認定しました。また、長崎市立市民病院及び長崎市立成人病センターの名称を変更することに伴い、地方独立行政法人長崎市立病院機構定款変更や中期目標の変更については、長崎市と同機構の連携強化、新名称(長崎みなとメディカルセンター市民病院)に込められた、より良い病院を目指すことを求める付帯決議を付けました。