長崎市議会は、本日4日から一般質問が始まります。昨日取りまとめた、私の質問要旨を掲載します。政府は、さる、9月17日「明治日本の産業革命遺産 九州・山口と関連地域」を、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界文化遺産に推薦すると発表しました。それに伴い、9月18日に長崎市議会「全員協議会」が開催され、議会を代表して私が質問を行いました。その時の、質疑の主な論点は、世界遺産登録のために解決すべき課題として、「産業革命遺産」は、長崎エリア軍艦島の史跡指定の取り組み(問題)、軍艦島の管理保全に関する多額の財政負担、稼働資産の保全に関する関係者の役割分担、登録に向けての推進体制、関係自治体との連携など、課題解決に向けた見解が示されました。推薦決定から2ヶ月半が経過しているなかでの取り組み及び進捗状況について。
また、長崎県・長崎市などが優先を求めてきた「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」は、2年続けて国の推薦から漏れましたが、遺産登録に向けた取り組みがどのように見直しされ、今後どのように取り組みが推進されるのか?併せて、長崎市は、文化財保護行政を進める基本構想を2014年(平成26年度)度末までに、歴史文化遺産を保存、活用したまちづくりの基本構想を策定する事にしています。長崎市の文化財の指定・登録件数は、平成25年8月31日現在、280件の国・県・市文化財と登録文化財がありますが、現状の文化財の保存管理及び今後の指定・登録の考え方など質疑を行なう事にしています。私の一般質問は、12月5日(木)10時からとなっています。