昨日の備忘録の続きとして、三菱協議会第32回議員団会議の報告を行います。議員団会議終了後、伊藤惇夫氏(政治アナリスト・・・物事や事象に関する分析を行う人)より「~時代の転換期を見つめる~流動化する日本政治の行方」をテーマとする講演がありました。講演では、好調・安部政権の背景にあるもの、参議院選挙の結果とそれが意味するもの、「非力」野党に明日はあるのか、政権が直面する課題など、安部政権が高支持率を得ているのは、①安定志向②期待感をあおる(アベノミクス)③民主党政権運営のまずさがあり、併せて、マスコミが安倍政権に対して「やさしい」との話がありました。
参院選勝利でねじれ解消と政局の関係では、マスコミ・世論の誘導で憲法改正の矛盾・参院側の不用論、民主党再生は労組系・保守系がバラバラであり険しい道のりである。維新、みんなの党も内情は複雑であるが、野党再編こそ政治の活性化への道との考えが示されました。政権の課題は、景気・経済が命運を左右し、当面の課題は消費税とTPP、ねじれ国会も解消し外部に敵なし今後内部抗争も起こりうる状況にあるなど、現状の政治状況について聴講しました。
議員団会議終了後は、全体で夕食交流会が開かれ懇親を深めあいました。