2013年2月22日(金)「以西底引き網漁」に出港!

以西底引き網漁出港1全日本海員組合長崎支部に所属する組合員は、2月20日(水)10時頃から三重魚市場港から以西底引き網漁に出港、第6・第7長運丸の漁船を見送りました。現在の漁の期間は、1週間から10日程度で帰港し水揚げ・仕込み、点検後に漁に出て行くとの事であり、大漁と航海の安全を祈念致します。ここ数年来、燃料費のアップ、魚価の低迷、食卓からの魚離れなど水産業の経営は厳しい環境にあります。以西底引き網漁業の振興については、今後とも、若年層の船員確保・育成、高度な漁労技術の伝承、老朽化した遠洋・沖合い漁船の新造船建造支援など県や国に対して継続的な要請活動を行なって行きます。

以西底引き網漁出港2また、長崎市沿岸海域における水産業の振興に対して、長崎市は食害生物の除去や防護等による藻場回復を図るとして「よみがえる海の森づくりモデル事業費(1,500万円)」、漁業への新規就業者の確保と円滑な着業の促進を図るため「新規漁業就業促進費(863万円)」、長崎南部地区(為石・宮崎、蚊焼、樺島)の漁場調査及びイセエビ増殖場の造成として「漁村再生交付金事業費(3,100万円)、漁業協同組合等が実施する機材、機器、販売関連施設の整備に関して支援を行う「産地水産業強化支援事業費補助金(1,981万円)」等の事業予算が計上され、今後、環境経済委員会で審査が行なわれます。

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