7月7日から9日までの2泊3日、島根県境港市で開催された「令和3年度全国市議会議長会特定第三種漁港協議会総会」に出席したのでその概要を掲載する。移動日の7日は、長崎から岡山までは特に問題もなく移動したが、岡山駅到着時点で、岡山駅から米子駅へ向かう「やぐも15号(出雲市行)」は、山陰地方への線状降水帯の影響で運休となっており、急きょ高速バスに切り替え移動した。この特定第三種漁港とは、利用範囲が全国的な漁協のうち水産業の振興のため、特に重要であるとして政令で定められた漁港で全国に13港ある。その地方自治体の市議会議長、議会事務局関係者らが集い、令和2年度会計歳入歳出決算、令和3年度事業計画(案)、令和3年度会計歳入歳出予算(案)、国に対する要望書(案)、令和4年度定期総会開催地について協議を行い承認し、意見交換を行った。
総会では、浜田市議会議長川神会長、開催市森岡議長から「昨年の書面議決を経て、今年はコロナ対策によるオンライン参加、大雨のため参加できない都市もあったが、大雨災害には十分気を付けよう。水産業関係予算の大幅増額を図るための関係行政庁及び国会議員に対する陳情。関係行政庁等との意見交換会の開催。情報及び資料の収集並びに配布。関係団体として、全国水産都市三団体連絡協議会等との連携を図ろう」との挨拶があった。要望書については、加盟都市から提出された要望事項を事務局で取り纏めた29項目を、一部文言修正し関係省庁に提出することになった。次年度開催都市は長崎市が担当することになった。また、現地視察は鳥取県営堺港水産物地方卸売市場における高度衛生管理型市場について説明を受け理解を深めた。併せて、ゲゲゲの鬼太郎で有名な「水木しげる記念館」を訪れた。