猛暑日が続く今日この頃、長崎の被爆地は67回目の「原爆の日」を迎えました。67年前の8月9日午前11時2分、一発の原子爆弾で長崎のまちは一瞬に壊滅し、職域や地域における死亡者は約7.4万人、負傷者は約7.5万人が負傷しました。当時、三菱重工長崎造船所で働いていた約3,000人、学徒動員約1,000人の皆様も犠牲になりました。多くの御霊のご冥福を祈念し、三菱重工㈱長崎造船所は、9日(木)10時から三菱昭和寮敷地内(文教町)にある大橋原爆供養塔境内において遺族・関係者など約100名が参列するなか「三菱原爆殉難者慰霊祭」を執り行いました。橋本所長より「三菱で働く私達にとって忘れてはならない日であり、真に平和の実現を目指さなければならない」と慰霊の言葉が述べられました。被爆地長崎では、今日は平和団体・市民団体、宗教団体・地域・職域等で慰霊祭、祈念式典等の関連行事が開催され、祈りと誓いの日となっています。