長崎市議会（中村照夫議長）は、昨日21日（水）13時から長崎市議会第1応接室において川村仁弘（まさひろ）氏（立教大学経営学部教授）を招いて「長崎市議会議員研修会」を開催しました。議員研修会は、平成23年5月2日から施行された「長崎市議会基本条例」において議員研修の充実強化を図る事が規定され、地方議会の在り方や議員の本来の役割、責務等について広く議論されるなか、政策立案及び提案の能力向上を支援し、議会の活性化を図るため開かれました。
講演では、川村教授より「法改正の動き」について①2000年分権改革、議会改革の動き等の近年の議会関係制度の改正の動向、②近年の主な地方自治法改正（議会・直接請求）に向けての動き、③会期・長の出席義務や臨時議会の招集権、専決処分制度等の地方自治法改正案の概要等を聴講しました。また、災害に伴う議員の危機管理については、様々な災害があるなかで避難情報の伝達・誘導・避難所の大切さ、災害時の機能の維持と活動の組織化などの応急対応体制の立ち上げ等について勉強しました。