大浜・小浦自治会は、今日5日(日)9時10分・9時からそれぞれ大浜海岸・小浦海岸において自治会のペーロン大会を開催しました。両自治会とも伝統行事であるペーロン大会を町内の「地域のきずなづくり」と「青少年の健全育成」など地域の活性化を目的に、自治会役員やペーロン保存会のメンバーを中心に毎年開催しています。今日は、早朝から雨天のため開催が危ぶまれましたが海上は、波もなく子供ペーロン体験や地区対抗レースで盛り上がりました。(写真は大浜自治会ペーロン大会より)
福田地区のペーロンは、永禄5年(1562年)福田浦に停泊中の明船乗組員が大村藩主大村純忠に貿易を願い出ていた間、小船を下ろして舳部に龍首を飾り競漕したのが福田ペーロンの起こりと伝えられています。農業地区では足洗いと田植のあと慰労を兼ねて豊作を祈り、漁業地区では川祭りと称して水神を祭り海上の安全と大漁を祈り、地域の伝統行事として今日まで受け継がれています。今後とも、地域の繋がりを深めながら子供達にペーロンを継承し伝統行事を守って行かなければなりません。(写真は小浦自治会ペーロン大会より)