連合長崎地協などでつくる実行委員会(峰義彦委員長)は、昨日1日(日)10時30分より長崎水辺の森公園において3,600人が参加するなか「第82回長崎地区メーデー」を開催しました。東日本大震災の犠牲者に黙とうした後、峰委員長より「亡くなった多くの方の冥福を祈り追悼を兼ねた集会と位置付け、東日本震災の復興を支援しよう、統一地方選挙に対する感謝の言葉、2011春季生活闘争について団結力を発揮しよう」、小石連合長崎会長より「政府は復興のビジョンを早急に示してもらいたい」とそれぞれ挨拶がありました。
メーデーは、1886年5月1日にアメリカの労働者が低賃金と1日10数時間に及ぶ長労働時間に抗議し、8時間労働を要求して立ち上がったのを起源とし、1日のうちの「8時間は労働に、8時間は眠りに、そしてあとの8時間はわれわれの自由に!」をスローガンに、第1回国際メーデーは1890年にスタートした。昨日のメーデーでは、「すべての働く者の連帯で、自由で平和な世界と希望の持てる安心で豊かな社会をつくろう!」のスローガンを採択、メーデー宣言や東日本大震災の復興を支援する特別決議など採択しガンバロー三唱で意思結集を行った。