長崎市議会は11月18日「議会運営委員会」を開き、令和7年第5回長崎市議会定例会、議案の委員会付託分類・議会関係付議事件、会期及び会期日程案、市政一般質問の通告期間などについて協議が行われた。補正予算案の概要は、障害者自立支援介護給付費6,078万4千円、障害者訓練等給付費3億7,160万7千円、妊婦支援給付事業費3,665万円など施策の推進に係るもの5億4,937万9千円、九州新幹線西九州ルート農業用水渇水対策施設維持管理基金積立金に係るもの28億6,915万1千円、国・県支出金等返還金14億1,026万円、介護保険事業特別会計繰出金142万3千円などその他14億1,168万3千円など一般会計補正予算総額48億3,021万3千円。国民健康保険事業2億4,529万4千円、介護保険事業8億2,750万円など特別会計補正予算に11億2,476万3千円が計上されている。

次に、条例改正案は、建築基準法施行令の一部改正に伴う長崎市手数料条例の一部改正、森林火災の予防の実効性を高める林野火災に関する注意が設けられる長崎市火入れに関する条例の一部改正など。公の施設の指定管理者の指定について(長崎市茂木地区ふれあいセンター等8地区)、工事の請負契約の締結について(琴海中学校改築管工事等)、(仮称)長崎市南部学校給食センター整備運営事業に係る契約の一部変更について、専決処分についてなど、予算4件、条例9件、その他17件、報告5件など合計35件が上程される。定例会の会期は、11月25日から12月12日までの18日間となっている。また、議会制度検討会を踏まえ、議会運営委員会において協議してきた議員定数40人を36人にする長崎市議会議員定数条例の一部改正について審査される。(下段写真は琴海中学校完成イメージ)

