令和6年長崎市議会第2回定例会は、6月13日から7月1日までの19日間の日程で開催された。一般会計補正予算は、令和6年10月から65歳以上の高齢者等を対象とする新型コロナウイルス予防接種費8億3,675万7千円、システム改修にかかる不足額を増額する児童福祉システム整備費3,541万1千円、不登校児童生徒の学びの機会を保障し、社会性の育成を図るため特別な教育課程を編成した「学びの多様化学校」の開設に向けた実施設計費660万円、西北小学校におけるエレベーター設置工事等に係る不足額を増額する大規模改造費5,260万円、児童福祉等施設整備事業費補助金3,391万5千円など一般会計に11億2,635万1千円、特別会計1,392万5千円の総額11億4,027万6千円を可決した。
条例改正は、不登校生徒の多様な教育機会を確保するための学びの場の整備に向け、会議室を廃止するなど長崎市民会館条例の一部を改正する条例、行政手続きにおける特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律等の一部改正に伴う長崎県後期高齢者医療広域連合の規約の変更に関する協議についてなど。財産の取得については、機械式ゴミ収集車、イノシシ等侵入防止柵、高規格救急自動車、高度救命処置用資機材等、講座用ノートパソコンなど購入するもの。(仮称)長崎市三重学校給食センター整備運営事業に係る契約の一部変更についてなど、人事2件、予算4件、条例4件、その他13件、報告16件の合計39件を可決・同意した。なお、人事は教育委員会の教育長に西本徳明氏が、監査委員に小田徹氏が選任された。