長崎市は、10月28日に天候に左右されず子どもが安心して自由に遊び、交流等が出来る施設として、あぐりの丘に全天候型子ども遊戯施設「あぐりドーム」をオープン、あぐりの丘全体もリニューアルし、記念式典が行われた。式典では、田上市長より「子ども達だけではなく、いろんな世代が楽しめる施設として、多くの市民に愛される場所になってほしい。子育て世代支援のひとつの拠点として、この遊戯施設を利用し育ててほしい」との挨拶があった。あぐりドームには、0歳児から小学生向けに対象年齢順に、ユニバーサルデザインのブランコなど8つの遊具を設置、保護者が休憩しながら子どもを見守るスペースも完備されている。
特に目を引くのが、直径14㍍のネットで作られた大型遊具、高さ6.5㍍のクライミングウォールやボルタリング、二つ山のあるトランポリンなど、発育段階に合わせて遊ぶ遊具もある。あぐりの丘は、10月28日から造園業やイベントの企画・運営を行う指定管理制度を導入し運営される。新しい花の仕入れにキッチンカーの誘致など、企業の特色を生かした設備の充実やイベントの開催に期待が寄せられる。入場は無料で、「あぐりドーム」の入場料は小学生までが250円、大人は100円となっている。
また、四季折々の花など自然豊かで動物とも触れ合えるあぐりの丘。現在、あぐりの丘ではコスモスが見頃を迎え、来場者は秋の深まりを感じつつ、11月上旬まで楽しめそう。今年はコスモス畑を4200㎡に広げ、25万本に増やしたという。式典前に訪れたコスモス畑は、ピンクや白のコスモスが青空に映え、秋風に揺れていた。