2022年4月15日(金)「長崎市教育大綱改定」!

平成27年4月1日に「地方教育行政の組織及び通学に関する法律の一部改正」が施行され、地方公共団体の長は、地方公共団体の教育、学術及び文化の振興に関する総合的な施策の「教育大綱」を定めることになった。長崎市は、まちづくりの指針である「長崎市総合計画」に基づき、未来の長崎を担う人材育成を積極的に進めるにあたり、教育に関する方向性を明確にすることを目的に、平成29年1月に「長崎市教育大綱」を策定している。人生100年時代の到来が予測され、長い人生を生きるためには、生涯を通して知識と時代の変化に応じたスキルを身に付けることが必要となってきている。このような中、これまでの取り組みの検証を行うとともに、長崎市総合計画、国が示す「第3期教育振興基本計画」や、「学習指導要綱」の内容等を踏まえ、必要な見直しを行い教育大綱の改定が行われた。

基本理念は、“長崎の未来を創るひとづくり”、ひとづくりの基本姿勢は、「つながりと創造で未来の長崎へ」としている。目指す姿の概要は、①社会環境が大きく変化する中にあっても、「確かな学力」「豊かな心」「健やかな体」身に付け、心身ともに充実し、自ら学び、考え、行動するひと。②力強く生き抜いていくため、生涯を通じて、意欲的に学び続けるひと。③一人ひとりたが自分のよさや可能性を認識し、お互いを認め合うことにより、多様性を認め合い、思いやりの心を持ち、支えあって生きるひと。④国際性豊かで、持続可能な世界の実現に貢献するひと。⑤被爆の実相を継承し、平和の実現に貢献するひと。⑥長崎を愛する心を持ち、まちを支え、未来へつなぐひととしている。大綱の期間は、長崎市第5次総合計画「前期基本計画」との整合性を確保するため、令和4年度から令和7年度までの4年間としている。

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