福田小学校区コミュニティ連絡協議会(田中洋一会長)は、2月26日19時から福田地域センターにおいて連絡協議会役員(三役・部会長・副部会長)らが出席して「福田小学校区コミュニティ連絡協議会部会長会議」を開催した。長崎市では、人口減少、少子高齢化など地域を取り巻く環境が大きく変わるなか、これからも暮らしやすいまちにしていくために、「地域のことは地域で決める」地域コミュニティのしくみづくりなど、現在、18地区においてまちづくり計画に基づく事業の取り組みが進められている。福田小学校区では、令和元年9月30日に福田小学校区コミュニティ連絡協議会を設立、コロナ禍にあって行事の中止を余儀なくされるなか、事業計画に沿って事業を進めている。長崎市における協議会設立予定は77地区、そのうち設立地区は18、準備委員会設立の地区は18地区となっている。
部会長会では、各部会(自然環境・防災部会、歴史・伝統、きずな、生活環境・交通)から令和2年度の事業報告、令和3年度の事業計画案・予算案などが提案されが、予算枠をオーバーしたことに伴い、一部行事の予算を減額・見直した。事業計要は、自然環境・防災部会は住民の安全安心のため、防災の意識向上を図る「合同防災訓練事業」など。歴史伝統部会は、福田の歴史と伝統あるペーロンを継承する「歴史・伝統川祭り朝周りペーロン保存事業」、「子どもペーロン運営事業」、「歴史・伝統継承事業」など。きずな部会は、福田の夏祭りと合わせ地域住民との交流を図る「地域交流ふれあい事業」、「小学生と地域住民や高齢者との交流事業」、「多世代交流ふれあい事業」など。生活・環境部会では、福田地区の子育て環境の充実を図る「子育て世代向け生活環境創造事業」、「シニア向け生活環境改善事業」などが計画された