新型コロナウイルス感染症拡大を受け、全国に緊急事態宣言が発令されている中、今年のゴールディンウィークは外出自粛、人との接触を出来る限り控えるなど、「健康と命を守る」観点から全国的に様々なイベントが中止となっている。そのような中、長崎地区の労働4団体（連合長崎地協・長崎地区労・同盟友愛連絡会・長崎県中連懇話会）の「第91回長崎地区メーデー」も中止となった。メーデーは、1886年5月1日にアメリカの労働者が低賃金と1日10数時間に及ぶ長労働時間に抗議し、8時間労働を要求して立ち上がったのを起源としている。1日のうちの「8時間は労働に、8時間は眠りに、そしてあとの8時間はわれわれの自由に！」をスローガンに、第1回国際メーデーは1890年にスタートし100年を迎えた。これを機に、さらにすべての働く人たちのために、雇用と暮らしを守る取り組み、希望のもてる安心社会づくりを目指そう。