民主党長崎総支部連合会(高木義明代表)は、11月22日(日)14時からホテルニュータンダにおいて聴講生を含め民主党細野豪志政調会長を招いて、約200名が参加するなか「民主党長崎第2回政治アカデミー公開講座」を開催した。この政治アカデミーは、従来開催していた政治スクールから名称を変更して、統一地方選挙の総括を踏まえ、長崎県内外の様々な分野で活躍する方々を迎え、人材の輩出や政治に関心を持ってもらう事などを目的に第6回開くことにしている。第1回目は、さる10月18日(日)蓮舫代表代行をゲストに迎え「被爆70年、核兵器なき世界に向けて」をテーマにパネルデッスカッション行い、今回は細野政調会長から「民主党の政策と実績、これからの進路」のテーマのもと講演を頂いた。
野政調会長は講演の冒頭、自衛隊や日米安保条約について、共産党との関係に触れ、「民主党との立場が違うので連立政権は組まない」、「政府の安保法案に反対する立場は同じだが、安保については朝鮮半島有事や尖閣諸島問題なども含め現実的に考えていかなければならない」との考えが示された。民主党政権における取り組みでは、「コンクリートから人へ/公共事業から社会保障・教育へ」平成21年度を100とした場合、21年から24年にかけて公共事業費100→68、社会保障費:100→116、文教関係費100→109へ税金の使い道を変えた。すべての高校生に学びの場を提供するために、公立高校の授業料を無償化、私立高校生にも月額11万8千円助成した、などマニフェスト主要項目の実施状況の説明があった。また、最近における民主党の政府提出法案(閣法)等に対す賛成の態度は、80%を超えている旨の報告があった。