稲佐地区防犯協会(筒井正興会長)は、6月13日(木)14時から稲佐警察署5階講堂において稲佐警察署管内の各地区自治会長らが出席して「平成31(2019)年度稲佐地区防犯協会総会」を開催した。開式後、警察業務に協力、地域防犯活動に貢献された永年功労表彰者10年以上4名、5年以上7名に対し感謝状が授与された。筒井会長より「防犯活動にご尽力を賜った功労者に対してのお祝いの言葉、今後とも各地域における防犯・啓発活動にご協力を願う」、稲佐警察署長より「稲佐署管内の刑法犯認知件数も平成25年から6年連続で減少し、昨年は75件(昨年比▲12件)で平成に入って最少となった。県内における凶悪犯や特殊詐欺の事件も起きており、警察と地域の連携で犯罪をなくして行きたい」との挨拶があった。
議案審議では。平成30年度事業経過報告・決算報告・監査報告、平成31年(2019)年度事業計画では安心・安全なまちづくりの推進を図るため「稲佐よくしたい」の浸透、「カギかけ・声かけ・見守り運動を推進」し、住民の身近な犯罪である空き巣狙い、忍び込等の侵入盗犯の防止を図など、少年の健全育成における少年非行防止活動の推進、こども・女性を守る活動の推進、高齢者の被害防止対策等を確認した。特殊詐欺概況は、平成30年度長崎県内では51件、被害総額約1億460万円)、そのうち稲佐署管内は2件(約209万円)件となっている。特に高齢者が被害者となっているので、十分注意する必要がある。また、本年度で稲佐警察署閉庁に伴う現況説明があり、負担金・繰越金の取り扱いについては今後協議されることになっている。