福田小学校区コミュニティ連絡協議会（田中洋一会長）は、昨年9月30日コミュニティ連絡協議会を設置し、令和元年度事業計画に沿って活動をするなか、福田の歴史や伝統を知ってもらう「歴史・伝統啓発事業」の一つとして取り組んだ、福田山紀念碑・虎ヶ濵紀念碑などの整備事業を終えた。写真右側は虎ヶ濵紀念碑で、明治30年3月建立、本性名瀬崎虎五郎と記され、紀念碑の由来は承知していない。写真中央は福田山紀念碑で、写真左側の紀念碑に「大関福田山関」の足跡が記されている。その福田山関のプロフィールは、天保10年（1839年）8月15日式見村ニ生ル、2才ノ時福田村丸木大森市助ノ養子トナル、17才ノ頃ヨリ宮角力取トナル、27才ノ時肥後國高戸孫三郎ニ従ヒ西京ニ上リ稽古ヲ許サレル・・・略・・・。30才ナリ今上天皇陛下ヨリ金子2千円ヲ賜ワリ菊桐御紋付ヲ許サル、32才ノ時西大関トナリ既ニ横綱タラントスル頃病気ニ罹り、福田村ニ帰り浅田家相続セシ者也と記されている。紀念碑は福田本町丸木墓地前に有りますので、一度立ち止まってご覧ください。