2020年3月6日(金)「公園の管理・整備については?」!

前日に引き続き、代表質問の概要を掲載する。質問:長崎市総合運動公園のランニングコースの凸凹や苔が生えて滑りやすい環境の改善、運動広場のソフトボール場にダッグアウトの増設やトイレの新設は?回答:長崎市総合運動公園(かきどまり)は、平成8年9月に供用開始してから23年経過し施設の老朽化が進んでいる。このため、指定管理者による日常的な維持管理の中で、必要な修繕を行うとともに、規模が大きな改修は長崎市において長寿命化計画を策定し、計画的な整備等に取り組んでいる。ランニングコースの凸凹は、一部修繕等が必要な箇所は修繕を行い、残る箇所は令和2年度以降計画的に改善する。クロスカントリーコースの苔は、指定管理者において苔の除去を行い、今後、定期的に維持管理を実施する。ソフト場のダッグアウトは、令和2年度以降に整備を行う。トイレ新設は、運動広場周辺のトイレの利用実態に応じた需要を見極めながら、適正配置を含めて検討する。

質問:自治会管理の公園における遊具の点検や整備・管理、除草作業を減らす対策(ゴムチップ舗装など)の考えは?回答:公園遊具の点検は、平成29年の都市公園法改正により、都市公園の維持修繕基準の規定が設けられ、遊具の定期点検が義務化されている。平成31年3月に遊具点検マニュアルを策定し、年1回以上遊具の点検を実施し、適切な維持管理に努めているが、使用禁止遊具は令和2年1月末現在20箇所ある。更新する場合は、再設置の必要性を含め検討を行うため、一定期間使用禁止とすることがある。地元自治会管理の公園は、平成31年3月末現在816箇所のうち379箇所あり、草の生えない土など除草作業を軽減させる対策は、土や砂とセメントなどを混ぜて固める舗装を実施しているが、2・3年経過すると亀裂が生じ雑草が生えてくる。通常使用するクレイ舗装に比べ割高となる。ゴムチップ舗装は、遊具の足元などに設置しているが、高額となるため除草防止のために設置することは困難である。しかしながら、安価で長期間効果がある工法の研究・検証を行っていきたいとの回答があった。

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