福田天満宮(福田本町)の大祭は、10月25日(火)午前10時から福田天満宮本殿において福田地区の氏子総代・各自治会の役員、諸団体などの代表が参加するなか「福田天満宮秋季大祭」の祭典が執り行われた。昨日(25日)は、午前中空模様が怪しくなり、雨天対策のため神輿にはビニールをかけて出発、大浜旅所での祭典終了時点で雨に遭遇、急きょ雨天コートを着用し小浦旅所に向かった。宮本宮司によれば福田天満宮は、福田村の守り神として寛永12年(1635年)に再興され、381年の歴史を経て今日まで引き継がれ、お神輿の巡幸は昭和32年頃から始まったといわれている。
福田天満宮巡幸祭は、12時頃までに中学生を含めた巡幸奉仕者らが集合・清祓の後、13時本社発御、大浜旅所(公園)、小浦旅所(公園)、舟津旅所(公園)、本町旅所(旧ヨットハーバー)、本社還御の順で執り行われた。今回も総合学習の一環として、福田中学校1年生約70名が男女に分かれて約60㌔の神輿を担いで、「ワッショイ・ワッショイ」と掛け声をかけて、大浜・小浦・船津・本町地区を練り歩いた。中学生もふるさとの伝統行事に参加して、郷土を愛する豊かな心を育む一助になったと思う。お旅所では、舞姫(4名)による「舞」の奉納踊りや福田ハイヤ節保存会のメンバーが和太鼓による「福田ハイヤ節」が奉納された。