2014年9月18日(木)長崎市議会「一般質問」始まる!

2014.9.10 第4回定例会(開会)平成26年第4回長崎市議会定例会は、9月10日に開会し10月1日までの22日間の日程で開催されています。一般質問は、9月16日から始まり19日までの4日間で、市民クラブより4名が他会派から10人が登壇する予定です。今議会は、長崎市がJR長崎駅西側で検討しているMICE施設(コンベンション施設)整備のため、土地取得費68億円の特別会計予算が計上されており、一般質問では6名の議員がMICE関連の経済効果、建設・運営における財政状況、事業の取り組みなどについて、質問通告を行なっているのが特徴です。また、16日の一般質問では、端島(軍艦島)の上陸ツアーの運行に必要な許可に関して、条例で禁じられている業者間の権利譲渡があったのではないかとの指摘があり、質疑の答弁をめぐり議会は一時中断しました。再開後、理事者より「あらためて検証し報告したい」との答弁がありました。
2007.08.31 世界遺産候補(大浦天主堂)次に、17日の一般質問終了後、政府の世界遺産条約関係省庁連絡会議は、平成28年の世界文化遺産登録候補として「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」を国連教育科学文化機関(ユネスコ)に推薦決定したとの連絡が入った。「長崎の教会群」は、長崎市の国宝・大浦天主堂、出津教会など、16世紀のキリスト教の繁栄やその後の弾圧を示す城跡、禁教下で信仰を守った集落、19世紀の宣教再会後の教会という3分野、本県と熊本・天草の計13資産で構成されている。今後、9月末までにユネスコに暫定推薦書を提出し、来年2月1日までに正式な推薦書が提出され、夏ごろの世界遺産委員会で登録の可否が決まる。来年は、大浦天主堂で神父に信仰を告白した「信徒発見」から150周年を迎える。観光客の受入体制や施設の保存・保全管理などの充実に努めてもらいたい。

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