長崎市教育委員会・長崎市科学館（指定管理者：長崎ダイヤモンドスタッフ）は、3月25日（火）10時から長崎市科学館（油木町）においてスペースシアターリニューアル「オープニングセレモニー」を開催しました。科学館では、“最も先進的なプラネタリウム”（投影機から発した光をドーム状の天井の内側に設置された曲面スクリーンに映し出すことで星の像およびその運動を再現する設備・施設）として、世界一に認定された「ケイロンⅡ（光学投影機）」に更新され、直径約23ｍのプラネタリウム施設が完成し、新しく生まれ変わりました。
セレモニーでは、草野仁名誉館長より「天の川を実際と同じ星の集まりとして再現し、約1億4000万個（改装前は2万6000個）の恒星の灯影が世界で始めた可能になった。スピーカーを7箇所増設し合計13台で大迫力の音響システムになった。子供から大人まで目いっぱい楽しんでもらい、宇宙へのロマンを駆り立ててほしい」、田上市長より「様々な人に訪れて頂き映像や音響など楽しんで、科学にふれあう機会にしてもらいたい」との挨拶がありました。その後、プラネタリウム機器の説明、長崎の観光ＰＲ番組、星空解説などが行なわれました。3月25日から31日まで、リニューアル記念番組〈投影〉「長崎から開く宇宙への扉」が上映されますので、是非一度ご覧ください。