2014年2月7日(金)小樽市「自治基本条例」の調査!

2014.2.6 小樽市役所で説明を受ける前日に続き、2日目は小樽市役所を訪問し、「小樽市自治基本条例について」調査を行いました。小樽市では、市職員により庁内研究会を平成21年1月に立ちあげ、自治基本条例に関する全国的な状況や基本的事項について調査、検討しその結果を市長へ報告、その後、平成22年1月より条例に盛り込むべき内容の骨子や市民周知の方法等について自治基本条例懇話会で検討され、提言書が提出されました。平成22年8月より自治基本条例案を検討するため、自治基本条例策定委員会(26回開催)・策定部会(15回開催)が開催され、平成24年10月に市長への提言書が提出されています。いっぽう、小樽市議会においても平成22年8月より各会派代表者会議、自治基本条例等に関する小樽市議会研究会、小樽市議会・自治基本条例勉強会を開催して、基礎知識や他都市の状況、自治基本条例のあり方についての調査、研究が進められて来ました。

2014.2.6 小樽市議会議場議会での審議経過は、平成25年第3回定例会で「小樽市自治基本条例」が提案され、集中審議が行なわれるが市民への条例内容の浸透不足、条文の解釈に係る補足資料の必要性(理念条例であるため条文の意図を明確にすること)、市議会に対する説明不足等を理由として継続審査が行なわれ、第4回定例会本会議で議決され、平成26年4月1日より施行されます。小樽市では、市民参加と協働による「豊かで活力ある地域社会の実現」を目的に、目指すべき自治の姿やまちづくりを進めるうえでの基本的考え方として、情報の共有、まちづくりへの市民参加と協働、市民・議会・市それぞれの役割や責務などが定められ、市民参加による策定委員会からの提言書を最大限尊重し、条例が策定されています。また、豊かな自然環境や歴史的な景観など小樽市の特性を生かした観光を中心とした魅力あるまちづくりについても規定されています。制定による効果として、市民、議会及び市による協働の推進、市職員の意識改革、基本的な市政運営の基本方針の継続が考えられます。

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