2012年5月18日(金)長崎―上海航路の視察報告(その1)!

上海市視察(上海市の市街地)上海市の視察から20日(日)に帰着、「活動の備忘録」を18日、19日と休止していましたので18日の分から継続して掲載します。長崎市は、5月17日(木)から20日(日)の3泊4日にかけて、田上市長をはじめ長崎市6名・長崎市議会20名、長崎国際観光コンベンション協会3名、長崎市観光PRにかかるアトラクション出演者3団体12名、長崎市観光PRにかかる協力者など48人のメンバーで上海市を訪問し、上海市や旅行業者に長崎観光PR、上海市の旅行業界の現状、訪日観光のニーズ等について視察を行ないました。

上海視察結団式5月17日(木)は、貸し切りバスにて9時45分長崎を出発、福岡空港に12時頃到着し出国手続きを行なった後、待合室で結団式を行ない14時頃(日本時間)福岡空港発、上海浦東空港に14時30分頃(中国時間1時間遅れ)到着しました。入国後、国際貴都大飯店(コクサイキトダイハンテン)ホテルに移動、17時30分から国際貴都大飯店において上海・現地旅行社との意見交換会を行ないました。先ず、長崎市を代表して中村議長より「長崎と中国は従前から積極的な交流を図っている、今後とも長崎の魅力を広く知って頂きPRしてほしい」とお礼とお願いの挨拶がありました。

意見交換会では、中国の大手旅行7社に対し田上市長より「上海と長崎は最も近く交通アクセスも良く、長崎の最盛期には6人に1人が中国人であった。中国の影響を受け、ランタンフェステバル、おくんち、ペーロン、精霊流しなど長崎独特の伝統文化や食文化が生まれた。日本三大夜景の稲佐山、女神大橋のライトアップ、グラバー園、鶴の港の長崎港、平和都市長崎から平和を世界に発信している」など長崎の魅力について観光プレゼンテ―ションが行なわれました。

次に、旅行社の担当者より「地理的・歴史的に文化が一つに集まった街。観光資源が豊富で美しい山と美味しい水があり、日本の伝統料理が楽しめる。とても親切で社交・外交的で心温まる」との長崎に対する印象・イメージが述べられました。中国から日本への観光は「関東・関西・中部地区が大半を占め、九州への観光客は少ないのが現状である。上海市におけるPRが足りないのではないか?また、上海市民に対してもアピールすべきである等の意見も出され、各関係先とタイアップして観光事業を進めて行きたい」との報告がありました。

この後18時30分から、日本における上海市の観光局を表敬訪問、田上市長より「上海市への期待も大きく20名の議員が同行している。昨年は辛亥革命から100周年、今年は上海―長崎航路がスタートしたこれを機に市民・子ども達が長崎・上海を往来できるようお互い協力したい」、周愛梅(上海観光局)氏より「中日友好の歴史は長く、長崎の地は近いので交流・友好が行なわれてきた。長崎市は豊かな観光資源があり、長崎を訪れる人も増えると思う。今後は上海市へ長崎の市民も来てもらいたい」とそれぞれ挨拶があり、その後、19時から長崎市主催の夕食会を開催し、旅行社の担当者、上海市の関係者の皆様と交流・友好を深め、初日の公式行事を終了しました。

タイトルとURLをコピーしました