2025年10月21日(火)「釛山恵美須神社」!

瀬の脇親交会(飽の浦町)は、10月20日16時30分から「釛山恵美須神社秋季大祭」を執り行った。釛山(こがねやま)恵美須神社は、もともと恵美須町(現在の中央郵便局から旧NBC付近)にあったものを江戸初期に瀬の脇に移し、明治期まで浦上渕上村の氏神様として祀られてきた。この神社は、寛永10年(1633年)瀬の脇に祠を建て、享保元年(1715年)初代神官、柳木内膳が五か所商人から寄進を受けて境内を拡張し、神社として体制を整え今日まで引き継がれ、本年で392年祭となる。地元の氏神として、五穀豊穣(ほうじょう)から商売繁盛、海の守り神など先祖代々、伝統文化の歴史が継承されている。

また、2年前の釛山恵美須神社創建390周年事業として、本殿・拝殿の改修、社務所の改修、神額の復元、社殿内幕の新調など、地元事業所・崇敬者をはじめ多くの関係者より心温まるご奉賛をお賜りリニューアルされている。神事終了後、社務所において17時過ぎから「直会(直会)」が開かれた。直会(なおらい)とは、神前に捧げた神饌(しんせん)と呼ばれるお供え物を参加者全員で食べますが、これは神様が食した食べ物を頂きその神力を分けて頂くことを目的として行われている。一般的には、神事終了後の宴会(打ち上げ)とされるが、本来は神事を構成する行事の一つである。社務所には綺麗な生花も飾られていた。

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