2022年10月20日(木)「銀閣寺・金閣寺視察」!

三菱G労連長崎地区本部生活相談室議員団は、10月17日から19日にかけて京都・大阪のか観光振興について、現地視察を行ったのでその概要を掲載する。最初に訪れたのは銀閣寺、銀閣寺は臨済宗相国寺派に属し、文明14年(1482)室町幕府八代将軍足利義政公により造営が開始された。義政公は祖父にあたる三代将軍足利義満公の北山殿金閣「鹿苑寺(ろくおんじ)」にならい、隠居生活を過ごすため山荘東山殿を造営、この東山殿が銀閣の発祥であり、銀閣寺は正しくは「東山慈照寺(とうざんじしょうじ)」という。義政公の法号慈照院にちなんで命名されたと言われ、日本の近世的生活文化の発端をなしている。平成6年(1994)にユネスコの世界文化遺産に登録されている。

次に訪れた金閣寺、通称金閣寺と知られる「鹿苑寺(ろくおんじ)」臨済宗相国寺派の禅宗寺院である。1397年に足利義満公が譲り受け、舎利殿(金閣)中心とした「北山殿」を造営、創建当時は政治・文化の中心であり、天皇や中国(明)からの使者を迎える場として使用されていたが、義満の死後、遺言により寺院となった。国の特別史跡・特別名勝に指定された鹿苑寺は、当時の面影を現在に伝えており、銀閣寺同様平成6年に世界文化遺産に登録されている。銀閣・金閣とも四季折々の景観が楽しめる場所である。当日は小雨模様出であったものの、修学旅行生や観光客、外国人らも来場し日本文化の素晴らしさをカメラに収めていた。

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