2022年10月8日(土)「ながさき大くんち展②」!

長崎伝統芸能振興会(宮脇雅俊会長)は、10月7日9時より出島メッセ長崎において「ながさき大くんち展オープニングセレモニー」を開き、同日10時より待ちかねたくんちファンらが来場し「ながさき大くんち展」が開幕した。セレモニーでは、主催者を代表して宮脇会長より「43の踊町や商工会議所、行政・議会関係者らの支援を得て、くんちの奉納踊に代わるイベントとして“ながさき大くんち展”を企画した。新型コロナなどの影響で長崎くんちの奉納踊が3年連続中止となる中、伝統芸能の存続と少しでもシャギリの音を聞いてくんち気分を感じてほしい」、田上市長より「くんち文化の危機を43踊町のご努力で見せる形でのイベントとなった。コロナ禍の我慢から回復を願いつつ、大くんち展で市民の元気と活力への後押し、くんちの雰囲気を楽しもう」との挨拶があった。

通常の「長崎くんち」は、7年に1度の当番制で演し物が奉納されるが、長い歴史のなかで43の踊町が一堂に集まるのは初めて。イベント会場には、「傘鉾・獅子踊」「川船」「龍」「天空の三角形」「来航船」「御座船」「外洋」「パワースポット」の8ゾーンに、踊町が使う曳き物や傘鉾などが展示され、これまで味わったことのない長崎くんちの感動を体験できる。大くんち展は10月7日から10日まで、入場時間は10時から20時まで(10日は12時まで)、入場は無料。2階ホールでは、本日(8日)午後1時半と午後3時半から鯱太鼓(銀屋町)、龍踊(筑後町)、明日(9日)午後1時半と午後3時半から鯱太鼓(銀屋町)、龍踊(五嶋町)など披露される。長崎駅西口駅前広場では、露店約30店が並びくんち気分を盛り上げている。二度とない大くんち展、是非訪れて祭り気分をお楽しみください。

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