2012年10月17日(水)伊勢市への「現地調査」!

長崎市議会市民クラブは、10月16日(火)から18日(木)にかけて三重県伊勢市・熊野市の市役所を訪問し行政視察を行いました。16日は8時45分長崎市役所を出発、11時30分頃中部国際空港に到着、その後伊勢市役所を訪問「おもてなし推進事業」「いじめ対策」「災害に強い観光地づくり事業」「伊勢市駅前広場整備事業」など調査を行いました。

伊勢市は、伊勢平野の南端部に位置し約13.2万人、伊勢志摩国立公園の玄関口として豊かな自然と歴史と文化に富んだ名所跡も多く、特に「お伊勢参り」は古くから全国各地から多くの人が訪れた地域です。伊勢の神宮は、皇大神宮(内宮)と豊受大神宮(外宮)の両正宮を中心として、14箇所の別宮、109箇所の摂社・末社・所管社からなりたち、皇大神宮には皇祖天照大御神、豊受大神宮には食物の守護神豊受大御神が祭られているそうです。

伊勢市の「おもてなし推進事業」は、平成25年の御遷宮(定められた年に社殿を造り替える20年に一度の大祭)に向け、観光客の増加が予想されるため、この機会におもてなしをさらに充実させることにより、リピーターを確保することを目的としています。事業の取り組みとして、高齢者や体の不自由な方へ車椅子貸し出す、観光案内・誘導サインの新設改良を行う案内サイン整備、観光人材育成研修、奉祝団体歓迎事業などを実施し観光客が快適に過ごせるような取り組みが行われていました。また、御遷宮を契機に全国に向けた観光情報の発信で伊勢への旅を誘う「御遷宮誘客宣伝事業」、「観光情報発信事業」等、平成23年観光客数788万人から平成25年第62回神宮式年遷宮に観光客数1000万人を目指す意欲的な取り組みが行われていました。

タイトルとURLをコピーしました