2021年9月22日(水)「NBCと社協会館一体開発へ」!

長崎駅周辺の再開発状況は、出島メッセ長崎、ヒルトン長崎、NBC長崎放送新社屋などが11月開業に向けて、最終段階の整備が進んでいる。さる8月30日NBC長崎放送は、11月の社屋移転後に残る現社屋跡地(上町)と、隣接する長崎市社会福祉会館の敷地を一体的に活用するため、長崎市と共同開発に向けた協議を始めると発表した。具体的な事業計画は未定であるが、社会福祉団体が入居する同館の機能を残しつつ、市中心部のにぎわい創出を目指すと発表した。開発エリアは、桜町電停そばの平地約4435平方メートル。両者は本年度から土地活用などについて話し合い、6月には共同開発に関する協議を始めるための覚書を締結した。NBC長崎放送の発表によれば、本年度中に開発事業者を選び、開発の方向性を決めるとしている。新社屋移転後、来年度から社屋取り壊しや新たな建物の基本設計などに着手し、2025年度以降に開業予定という。市社会福祉会館は築60年以上の鉄筋コンクリート4階建て、市社会福祉協議会や市老人クラブ連合会など5団体が入居し、老朽化のため市は建て替えの是非を検討してきた。

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