2021年4月17日(土)「帆船まつり中止・広域行政協議会」!

長崎市などでつくる長崎帆船まつり実行委員会は、4月16日に長崎港で23日から27日まで開催予定だった「2021長崎帆船まつり」を中止すると正式に発表した。中止の理由は、県内において新型コロナ感染者数が急激に増加傾向で推移しており、初発と考えられる感染事例のほとんどが県外由来となっている。また、16日から感染段階が「ステージ1」から「ステージ2」に移行し、注意が発令された。県外との往来を可能な限り自粛して、感染の更なる拡大やクラスターの発生を防ぎ、医療体制に負荷をかけるリスクを最小限にする必要があるためとしている。同まつりは21回目となる昨年、新型コロナの影響で始めて中止された。併せて、長崎港松が枝国際ターミナル周辺では、海底ケーブル敷設船など8隻を見学できる「はたらくフネの一般公開」も予定されていたが中止される。

次に、長崎市・長与町・時津町の1市2町は、4月16日に長与町庁舎において議長・議会事務局長らが出席し「広域行政に係る協議会」を開催した。この協議会は、1市2町の広域行政に関する連携や意見交換を行いながら、親睦・交流を図ろうと定期的に開かれている。新型コロナの影響もあって、延期を余儀なくされていたが、感染拡大防止策をとって「高田南土地区画整理事業一括施行について」、「下水処理の高度化処理化について」説明を受け意見交換を行った。県内における新型コロナ感染者数が増加する中、長崎市に関連する「長崎おくんち」、「長崎帆船まつり」の中止、「鍋冠山夜景演出照明点灯式」の延期など、地域イベント・行事、各種集会・会議にも影響が懸念される。今後の感染拡大を未然に防止するために、3密(密集・密閉・密接)の回避、不要不急の外出自粛、手指の消毒など感染症拡大防止対策の継続的な実践を行う必要がある。

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