長崎市議会は、昨日（11日）団長会議・議会運営委員会で野母崎地区に整備中の「長崎のもざき恐竜パーク」の広場舗装や遊具設置、管工事（給水等）、公園灯設置などの工事について、本年度末としていた工期が来年8月までずれ込む見通しと説明した。工期延長の原因として、事務が輻輳しスケジュールに遅れが生じた中で、令和3年3月末の完成を念頭に、繰越を行わない工期日程で事業を進めたこと。人員の確保が困難な状況にあることを考慮せず、実施工程に係る事務を進めたこと。スケジュール管理と危機管理が徹底されておらず、予算、法令等議会の手続に対する認識が不足していたなどとしている。定例会一般質問終了後、急きょ追加補正予算（第15号）で野母崎田の子地区再整備事業費2億8,650 万円の繰越明許費の議案が提出され、建設水道委員会にて審査を行い、本会議で原案通り可決し閉会した。来年10月29日開館予定の恐竜博物館への影響はないとしている。
