長崎市議会一般質問は、昨日(27日)から始まり私(井上)は13時から登壇し、質問通告に基づき質疑を終えたが、帰宅後の夕方のニュースで、安倍首相は、3月2日(月)から春休みまで全国の小中学校、高校や特別支援学校を臨時休校とするよう要請するとの報道が繰り返し流れていた。入試や卒業式を実施する場合は、感染防止など万全の対応をとるように求めている。安倍首相は、1月26日に全国的なスポーツや文化イベントを今後2週間、自粛するよう要請したばかりで、プロ野球・サッカー・音楽コンサートなど中止・延期・縮小の報道が流れたばかりであり、小中高の来週からの休校は、教育現場や社会全体に大きな激震が走っている。新型肺炎を招くウイルス感染を抑え、国民生活や経済への影響を最小とするため、必要な措置とは理解をする者の、夫婦共働きの保護者、サラリーマン、企業の対応など社会全体に混乱が生じる恐れがある。新型コロナウイルスへの対応については、最新の情報発信・提供を注視するとともに、手洗い・うがい・マスク着用、多くの人が集まる場所は避けて、自己防衛を図る必要がある。
昨日(27日)の会派代表質問では、新型コロナウイルスの対応について、最新情報の発信・提供、長崎市の予防対策・イベント自粛、感染症による医療機関との対応など質問通告を行っていたが、午前中の同僚議員の質問と重複したため質問を取り止めたが、長崎市の見解を一部掲載する。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う政府の方針を受け、田上市長は3月15日までに市が主催する行事・イベントは特段の事情を除いて中止・延期する見解を示し、職員には発熱などがあれば休暇取得を勧め、出退場時に人混みを避けるため時差出勤も奨励すると述べた。市内で感染が疑われる事例はこれまで8件あったが、検査の結果は全て陰性だったという。いつ感染者が確認されてもおかしくない状況にあり、医療機関などとの連携で的確な対応や感染拡大を見据えた準備が重要と述べた。私(井上)の会派代表質問の概要は明日以降、随時掲載して行きたい。