長崎市・長崎市教育委員会等は、1月12日(日)14時から長崎ブリックホールにおいて「令和2年長崎市成人式」を執り行った。同ホール内外には、新成人・ご家族・関係者らが溢れんばかりに集い、久方ぶりの再会と成人式を迎えた慶びを分かちあい、新社会人として新たな一歩を踏み出した。この成人式は、平成9年度より新成人による実行委員会を設け、企画立案・周知啓発など新成人自ら取り組んでいる。式典では、田上市長より「長崎市の新成人は3,707人、20歳という年齢はまだ始まりの時期、たくさんの経験を自分にさせて、それを元に自分を成長させることが出来る人になってほしい。また変化しようとしている長崎の一部を紹介した」、佐藤市議会議長より「飛躍する節目で、歩む道は悩む時もあるが、挑戦・実行して前に進んでほしい。夢や希望、自分の進むべき道を見つけてほしい」との励まし・お祝いの言葉が述べられた。
新成人を代表して北村拓樹さんより「こん日まで見守ってもらった関係者の皆さんに対するお礼の言葉と感謝の気持ち。長崎の魅力を発信できる存在になり、支えてくれた方への感謝の思いを胸に、新成人ワンチームとなって日本だけでなく世界で活躍できる人材になる」と誓いの言葉が述べられた。今年成人を迎えるのは、1999年(平成11年)4月2日生まれから2000年(平成12年)4月1日までに生まれた人。長崎県の新成人は13,389人(男6,716人、女6,673人)となっている。人口減少のなか、長崎の将来を担う若者の行動力と発想力、チャレンジ精神に大いに期待する。成人者の皆さんは、人生の大きな節目を迎えた社会人として、行動・言動に責任と自覚を持って、何事にも前向きに対応してほしいと期待する。