長崎市西部地域包括支援センター、長崎市小江原・式見地域包括支援センターは、9月26日(土)14時から福田地区公民館(福田支所)において民生委員・児童委員、自治会長、社会福祉施設の関係者らが出席して「第1回福田地区ネットワーク会議」を開催した。地域包括支援センターは、地域の高齢者の心身の健康保持及び生活の安定のために必要は援助を行うことにより、その保健医療の向上及び福祉の増進を包括的に支援することを目的として活動しており、その一環として日常生活圏域における地域包括支援ネットワーク構築を目指し、ネットワーク会議を開いた。
ネットワーク会議では、主催者より「高齢化社会のなかで関係者が一堂に会し顔の見える活動を推進しよう」との挨拶があった。その後、平成16年12月時点の福田地区の総人口は11,087人平成26年時点では9,778人となり、高齢化率も平成16年の21.3%から平成26年では30.9%とアップしており、高齢者がいる世帯のうち、独居世帯や高齢者夫婦のみの世帯が約60%の状況になっているとの説明があった。また、民生員委員の活動状況や認知症サポートリーダー・介護相談員の活動状況、高齢者ふれあいサロンの活動状況、自治会活動の報告を行いながらお互いの活動を理解した。併せて、それぞれの活動状況や地域で課題になっていることなどグループワーク・意見交換を行った。