2014年8月9日(土)「2014年KAKKIN長崎平和全国集会」開催!

2014.8.8 KAKKIN集会(長崎中学校)核兵器廃絶・平和建設国民会議(KAKKIN)は、8月8日(金)12時45分から長崎原爆資料館ホール(平野町)において、約300名が参加するなか「2014年KAKKIN長崎平和全国集会」を開催しました。オープニングは、長崎市立長崎中学校ハンドベル部による「長崎の童歌」、「花は咲く」、「長崎の鐘」が披露され、哀愁漂う神聖な音色が会場に響き渡りました。第1部は、朝長万左男氏(日赤長崎原爆病院名誉院長)による「原爆・チェルノブイリ・福島:放射線の人体影響」のテーマで、放射線の基礎知識、高線量・低線量被ばくについての講演がありました。

2014.8.8 KAKKIN集会(松尾議長挨拶)第2部式典では、開会挨拶の後、原爆被爆によって7万4千余名の御霊に対し黙とうを捧げ、KAKKIN長崎代表松尾敬一氏より「核禁会議は2014年1月に名称をKAKKINに変更し新たな活動をスタートした。核兵器廃絶の取り組み、被爆者への支援活動、原子力の平和利用の推進を進める」、KAKKIN本部を代表して落合清四議長代行より「核兵器廃絶と世界平和の実現のため力を結集しよう」、民主党を代表して高木義明衆議員より「被爆の実相を忘れてはならない」など組織代表・来賓らから挨拶がありました。

2014.8.8 KAKKIN集会(カンパ贈呈)また、1961年(昭和36年)からこん日まで多くの皆様方のご協力により14億円を超えるカンパが寄せられ、本年も原爆祈念日を迎えるにあたり、日本赤十字社長崎原爆病院、長崎原子爆弾被爆者対策協議会、恵みの丘原爆ホームなど原爆被爆者救援団体(11団体)へ医療器具や活動助成金の贈呈が行なわれました。その後、アピールでは「いかなる国のいかなる理由による核兵器もゆるさない。新たな決意で核兵器廃絶への道を前進し続ける」という結成以来の核兵器廃絶と原子力の平和利用を再確認し、平和集会アピールを採択しました。

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