全日本海員組合長崎支部に所属する組合員は、台風12号の影響で時おり強い雨が降るなか、8月4日(月)午前中に三重魚市場港から第6・第7長運丸が以西底引き網漁に出港しました。今回は出港後、海底清掃(4日間)を行なって、引き続き操業を開始するとの事で、大漁と航海の安全を祈念致します。ここ数年来、燃料費のアップ、魚価の低迷、食卓からの魚離れなど水産業の経営は厳しい環境にあります。以西底引き網漁業の振興については、若年層の船員確保・育成、漁労技術の伝承、新造船建造支援など県や国に対して継続的な要請活動を行なって行きます。連日、強い雨が継続的に降り続き、地盤が緩んでいますので、土砂災害には十分注意しましょう。