2015年5月2日(土)「第86回長崎地区メーデー」開かれる!

2015.5.1 第86回長崎地区メーデー①長崎地区の労働4団体(連合長崎地協・長崎地区労・同盟友愛連絡会・長崎県中連懇話会)などでつくる第86回長崎地区メーデー実行委員会(酒井隆実行委員長)は、5月1日(金)10時30分より長崎水辺の森公園において約3,600人が参加するなか「第86回長崎地区メーデー」を開催した。主催者挨拶では、酒井連合長崎地協議長より「賃上げについて大手では一定の成果が得られたが、中小では納得のいく回答が得られていない、生活安定のために地場中小春季生活闘争を最後まで闘おう。統一地方選挙は完全勝利に至らなかったが、働く者の代表を議会に送りだした。被爆・戦後70年、恒久平和と軍縮を目指し核兵器廃絶を訴えなければならない」との決意が示されました。
2015.5.1 第86回長崎地区メーデー②来賓祝辞では、連合長崎宮崎事務局長より「県議戦で6名涙をのみくやしい、しっかり組織として総括してほしい。賃上げの結果は前年より良いが県内の地場・中小企業も底上げを図ろう。労働者派遣法の緩和阻止、労働時間規制緩和など阻止しよう」、高木衆議員より「統一地方選は厳しい結果となった、改めて態勢の立て直しを図らねばならない。企業の派遣労働者受け入れ期間の制限をなくす労働者派遣法改正案など認めるわけにはいかない」、中村県知事より「地場産業の振興に繋がる雇用環境の整備や産業の活性化に努めたい」、三藤副市長より田上市長のメッセージが代読され、それぞれお祝いと連帯の挨拶がありました。
2015.5.1 第86回長崎地区メーデー③メーデーは、1886年5月1日にアメリカの労働者が低賃金と1日10数時間に及ぶ長労働時間に抗議し、8時間労働を要求して立ち上がったのを起源とし、1日のうちの「8時間は労働に、8時間は眠りに、そしてあとの8時間はわれわれの自由に!」をスローガンに、第1回国際メーデーは1890年にスタートしました。昨日のメーデーでは、「すべての働く者の連帯で、自由で平和な世界と希望のもてる安心で豊かな社会をつくろう!」のスローガンを採択、「地場・中小組合2015春季生活闘争を支援する特別決議」、「核兵器廃絶と恒久平和をめざす特別決議」、ストップザ・格差社会!暮らしの底上げ実現、働くことを軸とする安心社会の実現を図る「メーデー宣言」などを採択し、ガンバロー三唱で働く者の意思結集を図りました。

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