2013年11月13日(水)屋久島町「行政視察」の所感!

2013.11.7 大川の滝平成5年12月にわが国で初めて「世界自然遺産」になった屋久島。県道(島1週道路)は約100㎞、バスで1周すれば道幅が狭いため約3時間程度かかるとの事、地形は島の中央に1800m・1900m級の山が連なっている。島の沿岸部から見える山を「前岳」、島の沿岸部から見えない山を「奥岳」と呼ばれている。沿岸部の年平均気温は約20度(北部19.7度、南部21度)、冬の奥岳山頂部は積雪し、降水量は平地の年間降雨量4000ミリ(東京1400ミリ)で山頂部の年間降雨量は8000ミリから10000ミリに達し、地域によっては天候の予測が非常に難しいとの説明がありました。

2013.11.8 樹齢455年のモミの木の根元バスで移動中、日本の滝百選に選ばれている落差88mの「大川の滝」を見学する事が出来ました。年間降水量の多さを考えれば、豪快な水しぶきも理解できました。また、紀文杉付近には、マツ科モミ属の樹齢455年、樹高33mの「モミの木」が、老衰のため枯れたと判断され伐採されていました。モミの木は、400年前後が寿命とされており、これほどの高齢樹は稀だそうです。屋久島の山は、花こう岩が隆起して形成され、激しい雨による浸食で巨大な岩肌が点在し、雨量が多いため深い渓谷が数多く、沿岸部の河川も多く見受けられました。世界自然遺産の保全管理体制をどうすべきか?学ばせてもらいました。明治日本の産業革命遺産、長崎の教会群とキリスト教関連遺産に活かさなければならない。

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