長崎市は、7月31日(火)13時30分から長崎市公会堂(魚の町)において経済界、行政・各級議員、関係者約1000名が参加するなか「第5回新幹線沿線5市サミット~九州新幹線西九州ルート沿線5市交流シンポジウム」を開催、田上市長(開催市長)より「計画から39年、着工認可を受けて10年間どうして行くかが重要であり、やらなければいけない事を共有し、武雄市・嬉野市・大村市・諫早市が共に行動する場にしたい」との挨拶がありました。その後、第1部基調講演として、森博幸氏(鹿児島市長)より「九州新幹線鹿児島ルートを活用したまちづくりについて」の演題で、鹿児島市の戦略・他都市との連携、民間事業者の取り組み・新幹線開業効果等の説明がありました。
第2部パネルディスカッションでは、菊森淳文氏(ながさき地域政策研究所常務理事)がコーディネーターとして「九州新幹線西九州ルートの開業までに取り組むこと」をテーマに、5市の市長よりそれぞれの考えや想いが述べられました。将来の都市像について、長崎市長は「九州のなかでいかに長崎が光るか地図に載る街を目指す」、諌早市長は「鉄道やバスとの結節をよくし、島原半島まで含めた広域発展を目指す」、大村市長は「花と歴史と技術の街づくりでオンリーワンを目指す」。5市の連携策について、「最初から成果を求めず、どことどこが組めばよいか、この10年間でいろんな実験を積み重ねるべき」、「駅弁サミット、フェイスブックやグーグルを使えば人が集まる。話題をつくり発信し続ける事が大事」などの意見が述べられました。