2021年10月8日(金)「道路行政の要望活動」!

西彼杵道路・長崎南北幹線道路建設促進期成会(田上富久会長)は、10月6日長崎県議会棟内において長崎・西海市長、時津町長、会員を代表して長崎市議会議長の4名で長崎県土木部長、長崎県議会議長に対し、「西彼杵道路・長崎南北幹線道路の要望書」を提出した。「西彼杵道路」と「長崎南北幹線道路」は、長崎市と佐世保市を約1時間で結び、西彼杵半島並びに周辺地域の自立的発展、長崎県全体の発展に欠くことのできない高規格道路として、長崎県広域道路整備基本計画に位置付けられている。「西彼杵道路」は、西彼時津町野田郷―佐世保大塔ICの約50㌔で、時津工区のトンネル設備等工事や橋梁上部工工事が、令和4年度完成に向け事業が進められている。「長崎南北幹線道路」は、長崎自動車道長崎IC-時津町野田郷の約15㌔で供用率47%。未整備区間の「長崎茂里町から時津町野田郷」の区間は、長崎南北幹線道路ルート選定委員会から長崎県に対し概ねのルートが提言され、現在、具体的な道路計画の検討が行われている。

要望書では、長崎市北部地域の交通渋滞の緩和のみならず、県北と県南地域の交流人口の拡大、地域の振興や安全・安心に資するもの。大規模災害時の救助・支援活動の重要性を鑑みた場合、2つの道路の一体的整備による、災害時のダブルネットワークの構築が望まれる。従って、「西彼杵道路・時津工区の令和4年度中の完成」、「西彼杵道路・未整備区間の早急な整備着手、特に大串―白仁田間の令和4年度の事業化」、「長崎南北幹線道路・未整備区間の早期事業化」、「道路整備の推進と予算の確保」などを求めた。また、長崎市・4道路整備促進協議会(一般国道34号道路整備促進協議会、一般国道499号道路整備促進協議会、長崎外環状線道路建設促進協議会、一般国道202号(福田バイパス)道路整備促進協議会)は、同日、長崎県土木部長・長崎県議会議長に対し、「道路整備の推進と予算の確保について」などの要望活動を行った。要望者は、新型コロナ感染防止の観点から、田上会長(市長)井上副会長(市議会議長)の両名で対応し、その後、意見交換が行われ、市議会を代表して地域の要望を訴えた。

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