長崎市議会は8月25日「議会運営委員会」を開催、令和2年第5回長崎市議会定例会について、議案の委員会付託分類・議会関係付議事件、定例会の運営、会期及び会期日程案、市政一般質問の通告期間、請願・陳情の受付締切りなどについて協議が行われた。会期及び会期日程案については、6月定例会と同様に新型コロナウイルス感染症が収束していない状況であることから、会期日程は議案審査・議決を優先するとともに、一般質問は2日間とすることになった。また、議場における感染防止策として出席理事者の数の制限や議場の出入り口の開放などを行い、傍聴自粛の協力をお願いすることになった。一般会計補正予算案の概要は、国の補正予算に係る緊急経済対策に16億4,689万６千円、長崎市独自の緊急経済対策に24億3,025万4千円、事業の見直しによる減額に▲2億9,473万５千円、災害復旧に係るものに8億9,048万円、その他7億6,365万７千円となっている。
次に、条例改正案は、野母崎地区において学習、文化、スポーツ及び地域交流の場を一体的に提供することにより、地域の活性化及び観光の振興に資するための「長崎のもざき恐竜パーク条例」、学術及び文化の発展に寄与するための「長崎市恐竜博物館条例」、長崎市もみじ谷斎場の建て替えに関する重要事項を調査審議するため、長崎市火葬場整備計画審議会を設置する「長崎付属機関に関する条例の一部を改正する条例」など。財産取得について（拠点避難所用防災資機材、消防ポンプ自動車）、超高速インターネット環境整備事業を追加するなど「過疎地域自立促進市町村計画の変更について」、工事の請負契約の一部変更について（市道虹ヶ丘町西町1号線道路改良工事）など。人事２件、予算7件、決算2件、条例13件、その他19件、報告1件が上程される。定例会の会期は、9月1日か117日までの11日間、付託案件審査の常任員会は、9月3日から7日まで、一般質問は9月10日・11日と申し合わせた。