2020年2月24日(月・祝)「当初予算案の主な事業(その1」!

長崎市議会は2月21日に開会、令和2年度当初予算案が上程されたので、一般会計予算案の主な事業費の概要を掲載する。先ず、世界遺産関係では、明治日本の産業革命遺産の構成資産の一つである端島炭鉱(軍艦島)において10年間わたって、擁壁遺構、生産施設整備、居住施設遺構等の整備費に4,230万円、長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産の「長崎市外海の石積集落景観」を適切に保存管理するための整備費5,530万2千円。文化財関係では、国指定重要文化財旧長崎英国領事館の保存修理・耐震補強の整備費4億円、国指定重要文化財旧オルト住宅の保存修理・耐震診断の事業費2,940万円。市街地再開発事業は、本市の商業集積地である新大工町地区の再開発事業を支援する開発事業費20億7,970万円と歩行者の安全確保及び再開発ビルと連携したバリアフリー化図るため歩道橋の整備費に6,500万円。長崎ペンギン水族館関係では、施設整備費に2,250万円、キタイワトビペンギン購入費(2羽)に530万円が計上されている。

次に、観光分野関係では、「長崎市版DMO」の形成・確立を推進するため、長崎国際コンベンション協会が実施する「(仮称)DMO事業計画の策定」「インバウンドプロモーション」「MICE誘致プロモーション」の取り組みに支援するDMO推進費1億5,208万5千円、長崎市内のイベントや観光施設等をテレビ・ラジオ、SNSなど多様なメディアを活用した宣伝活動費に4,820万3千円、世界・日本新三大夜景である長崎市の夜景の魅力を国内外に発信し、令和3年度に予定している世界夜景サミットの誘致を行う夜景推進費1,260万9千円。長崎駅周辺の事業関係では、九州新幹線西九州ルート新設の建設費負担金8億3,645万円、土地区画整理事業費(長崎駅周辺地区)22億3,900万円、長崎県がおこなうJR長崎本線連続立体交差事業の負担金12億6,101万円、長崎駅東通リ線の道路の整備費5,120万円。平和関係では、平和祈念式典行事費に7,975万4千円、被爆75周年記念事業費補助金1,028万5千円、被爆75周年に平和をテーマにした平和マラソン実行委員会負担金1億1,015万1千円などがあがっている。

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