2019年7月8日(月)「総務委員会審査概要報告(その3)」!

前日に続き、長崎市議会総務委員会に付託された長崎市一般会計補正予算(第2号)の審査概要についてその一部を掲載する。総務費における財産管理費未利用資産活用検討費14万6千円が計上されている。長崎市では、事業の見直しや施設の統廃合などで生じた未利用資産の売却等を進めている。しかしながら、特に学校施設等の大規模資産は民間等の利用による市場性が不明であることから、広く民間事業者から意見を求めるため、今年度「サウンディング型市場調査」を行い、提案者(民間事業者等)へ当該資産の売却等を行う場合に、その相手方の選定に際して審査会で専門的な見地から審査を行うものである。対象施設(予定)は、旧椛島小学校、旧尾戸小学校、旧黒崎中学校、旧外目行政センターの4施設で、建物付きとなっている。

これまでの未利用資産の活用状況は、庁内で検討し行政資産として活用されにくい資産は、一般競争入札等で売却・貸与等されている。未利用資産の売却等は、管理維持費を伴うもので、コストの削減からも推進すべきものである。この対象施設(4施設)については、特に、民間から提案されやすいように、一定の制限を付けて応募するとともに、情報提供に際しては県内優先で、その後、国や関係団体など幅広く周知を図ってほしい。併せて、未利用資産の土地についても、売却・貸与等、今後どうするのかを検討し方向性を示してほしいことなどを要望した。総務委員会の審査は本日(8日)総括質疑、討論が行われ、明日(9日)は防災対策特別委員会が開かれる。(写真は長崎港に帰港したクルーズ船をアップしていますが、文中とは関係ありません)

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