三菱重工関連労働組合連合会長崎地域連絡会(関連労連長崎地連)は、12月16日(金)18時30分から長船支部労働会館(水の浦町)において代議員・来賓含め約100名が参加するなか、「関連労連長崎地連第20回(第11期20年度)総会」を開催した。長崎地連総会では、酒井隆議長より「各種イベントを通じて関連労連の横の繋がりが出来ている。MHPSは受注が厳しい状況にあり海外に拠点を置いて受注を図る。長船商船事業部門は他社造船所と連携を図り、タービン工場・特機部門再編の準備が進められているが、組合は一体感を持って活動を進めていく。組合も諸施策に適切に対応し組合員が安全で安心して働ける職場をつくる」との所信が述べられた。
来賓挨拶では、関連労連本部津村会長より「安全衛生対策では安全最優先職場の構築。会社の事業計画によっては関連労連全体に影響があるので連合会についても検討する。賃金増額・年間一時金要求案など労働条件は来年1月までに方向性を示す」、渡辺県議より「議員の役割として苦情対応、政策制度要求、行政のチェック機能を果たす」との挨拶があった。第11期(20年度)活動方針審議では、「全員参加で次なる一歩!ともに目指そう夢ある明日!!」のスローガンのもと、組織の強化・拡大、日常活動の充実、上部組織との連携など活動方針・予算、独立議案として「平成29年3月諫早市議会議員選挙」対策の件で、林田保氏を組織内候補として戦うことを満場一致確認した。
関連労連長崎地連は、三菱重工長崎造船所に働く久保工業労組(犬塚孝治委員長)、佐藤造船労組(中田紀広委員長)、MHPSエンジニアリング労組(中島久雄委員長)、後藤運輸労組(幸孝信委員長)、九州スチール労組(村川恒治委員長)、不動設計労組(中村広大委員長)、長崎三菱信組労組(濵崎祥吾委員長)、三菱重工船舶海洋船体労組(奥山冬樹委員長)、MHI船海エンジニアリング労組(尾崎芳伸委員長)、スチール工業労組(木下泰宏委員長)、長崎鋼業所労組(吉井貴久委員長)、MHIソリューションテクノロジーズ労組長崎地区(馬場恵吾委員長)長田工業労組(佃九州男委員長)の13単組1,593人と三菱重工労組長船支部(酒井隆委員長)4,272人で組織を構成し、連携を取りながら雇用確保と労働条件の維持・向上等の活動を行っている。