2016年11月8日(火)「スーパー新幹線」が日本を救う!

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2016-11-6-%e3%82%b9%e3%83%bc%e3%83%91%e3%83%bc%e6%96%b0%e5%b9%b9%e7%b7%9a%e3%81%8c%e6%97%a5%e6%9c%ac%e3%82%92%e6%95%91%e3%81%86%e2%91%a1講演会では、全国の新幹線問題に詳しい藤井聡氏(京都大学大学院教授、内閣官房参与)を迎え、「スーパー新幹線が日本を救う 新幹線でつなげよう!西九州~関西圏」のテーマで、新幹線が整備された都市は大きく発展し、整備されなかった都市は衰退したとの説明があった。藤井教授は、導入予定のフリーゲージトレイン(軌間可変電車、FGT)について「博多より東への乗り入れや高速走行の安全性で厳しい状況にある。現時点で不可能、非現実的として全線フル規格化の必要性」、「長崎が新大阪と直結すれば、巨大な西日本都市圏に組み込まれて投資が進み、雇用が生まれ人口流出が止まるはず」と新幹線の利点を説いた。建設財源確保について、新幹線を望む他県と連携した全国的な運動が必要と呼びかけた。長崎ルートは長崎―武雄温泉間をフル規格、武雄温泉―新鳥栖間は在来線のままFGTを運行する計画となっている。

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