長崎市議会「世界遺産・観光客受入対策特別委員会」は、7月6日(月)10時から議会第2会議室において理事者・特別委員出席のもと特別委員会を開催した。調査目的は、「明治日本の産業革命遺産」及び「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」の世界文化遺産登録を契機とし、既存の観光客受入と地域活性化に寄与するものとする。調査方針は、全般的な観光客受入の現状・課題について調査するとともに、円滑な観光客受入の諸方策と地域活性化につながる施策等について検討することになった。
また、長崎市の構成資産8施設について、事前に現地調査を行って検討する事とし、理事者が把握している現状の観光客受入対策の状況・課題についての資料提出を求めました。特別委員会の開催は、原則として毎月1回とし、ケースによっては弾力的に対応することも確認した。「明治日本の産業革命遺産」の世界遺産登録決定は、日本時間7月5日(日)22時30分すぎにテレビのテロップで流れ「待ちに待った登録」が決定し安堵した。2009年(平成21年)「九州・山口の近代化産業遺産群」を国内候補の暫定リストに載って、取り組みを推進して6年の月日が流れた。これを機に、交流人口の拡大、地域経済の活性化に繋げる必要がある。関係者の今日までの努力に敬意を表します。