さる8月21日(水)・22日(木)の三菱協議会議員団会議終了後、日程を調整して越前丸岡城、曹洞宗大本山「永平寺」などを視察しましたので備忘録に記しました。越前丸岡城は、柴田勝家の甥である柴田勝豊が1576年に城を築き、明治維新まで17代の歴代城主の居城として守られてきた。丸岡城の天守は、全国で現存する12基の天守で最も古く、日本最古の二層三階の初期望楼型独立式で、軒下や壁面が白木造りとなっています。また、屋根が全部石瓦で葺かれているのが特徴との説明がありました。城に登る石段は急傾斜であり、さらに天守に登る階段はそれ以上に大変急な階段で、観光客のためにロープが設置され、ロープに捕まりながら登ったのには驚きました。
次に、曹洞宗大本山「永平寺」を視察、永平寺は約770年前の1244年に道元禅師(どうげんぜんし)によって開かれた座禅修行の道場で、境内は三方を山に囲まれた深山幽谷の地に大小70余りの建物が並んでいます。道元禅師は、24歳の時に中国に渡り、天童山の如浄禅師(にょじょうぜんし)について厳しい修行をされて、お釈迦様から伝わった「座禅」の教えを受け継がれたといわれています。現在は、曹洞宗の大本山として僧侶の育成と壇信徒の信仰の源となっています。寺院の建物(伽藍)が数多く、参拝順路が決められていましたが、約1時間程度かかりました。「除夜の鐘」で有名な大梵鐘は何処にあるのか、広くて見ることが出来ませんでした。